持続化給付金の「不給付要件」について ~宗教上の組織若しくは団体~

新型コロナウイルスの影響により、宗教団体・法人においても業務に影響を受けていることと思います。

今回は、経済産業省の「持続化給付金」について書きます。

結論らしきことから申し上げると、この給付金は、
宗教法人、宗教団体の宗教活動は、給付を受けられないものと推測します。
※ 宗教法人であっても、「事業」について新型コロナウイルスの影響を受けた場合、その部分で申請は可能であるとの回答を得ました。(5月25日追記 3)持続化給付金の「不給付要件」について その3

この給付金は、

「感染症拡大により、特に大きな影響を受けている事業者に対して、事業の継続を支え、再起の糧となる、事業全般に広く使える、給付金を支給します。
農業、漁業、製造業、飲食業、小売業、作家・俳優業など幅広い業種で、事業収入(売上)を得ている法人・個人の方が対象となりますので、本制度の活用をご検討ください。 」

との説明により、中小法人等事業者(条件あり)に最大200万円
個人事業者(条件あり)に最大100万円を給付する国の政策です。
5月1日から申請を受け付けています。

給付規程(中小法人等事業者等向け)

給付規程(個人事業者等向け)

(経済産業省HP「持続化給付金」の頁より)

上記規程の「第7章 不給付要件」で

前6章の規定にかかわらず、次に掲げるいずれかに該当する者に対して、給付金を給付しない。
(1) 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に規定する「性風俗関連特殊営業」、当該営業に係る「接客業務受託営業」を行う事業者
2) 宗教上の組織若しくは団体
(3) (1)(2)に掲げる者のほか、給付金の趣旨・目的に照らして適当でないと長官が判断する者

と、「宗教上の組織もしくは団体」という文言を使用して不給付に指定しています。
宗教法人及び宗教団体などを指すものと思われますが、明確ではないため
今朝から持続化給付金事業 コールセンターへ電話を掛けています。
しかし、混み合っている模様でつながりません。
つながりましたら、内容を確認したいと思います。

なにゆえ、不給付となるか理由が分かりませんが、
現在はこのような状況ですので、ご報告いたします。

宗教団体・法人は、現状不給付となっていますので、その他の法人組織や個人事業を運営されている宗教関係者は、そちらの状況を確認して申請ができるようであれば、申請していただきたいと存じます。

持続化給付金申請受付は、次のリンクへ。
     ↓

「持続化給付金」事務局ホームページ

https://www.jizokuka-kyufu.jp/